メッセージ:2009年4月〜6月      

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「フレッシュ名曲コンサート」(6/27)を終えて

−飯守泰次郎−

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ヴァイオリンの瀧村依里さんと
ヴァイオリンの瀧村依里さんと

飯守泰次郎です。先日の「フレッシュ名曲コンサート・シリーズ〜肩のこらないクラシックのヒット曲10」では、パッヘルベルの『カノン』からラヴェルの『ボレロ』まで、誰もが愛する名曲を数多く演奏しました。

ヴァイオリンのソリストとしてお迎えした瀧村依里さんは、まだ大学院生だそうですが、とても伸び伸びと立派に演奏していただきました。
成熟した音楽性が必要とされるベートーヴェンの『ロマンス』ヘ長調と、うってかわって超絶技巧を要求されるサラサーテの『ツィゴイネルワイゼン』という2曲を、見事に弾き分けてくださいました。

それにしても、お客さまに「肩のこらないクラシック」といっても、演奏する側としては結構大変な(「肩がこる」)プログラムでしたが、東京シティ・フィルは10曲をとても色彩豊かに演奏し、お客さまにも大変喜んでいただけたようで、私も嬉しく思いました。

 
飯守泰次郎

 

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「フレッシュ名曲コンサート」(6/27)に向けて

−飯守泰次郎−

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指揮をする飯守泰次郎

飯守泰次郎です。今日は、ティアラこうとうで東京シティ・フィルとのリハーサルでした。

東京文化会館が都内各地で共催している「フレッシュ名曲コンサート」のシリーズは、若い才能のある人に機会を与えるという趣旨で行われています。

このシリーズのひとつとして、私と東京シティ・フィルは「肩のこらないクラシックのヒット曲10」と題するコンサートに出演します。

瀧村依里さんのヴァイオリン独奏でサラサーテの『ツィゴイネルワイゼン』とベートーヴェンの『ロマンス』、そしてラヴェルの『ボレロ』、ワーグナーの『ニュルンベルクの名歌手』第1幕への前奏曲ほか、数々の名曲をお送りします。

今日リハーサルを終え、本番はもう明日に迫ってしまいましたが、改めてご案内させていただきます。 ヴァイオリンの瀧村さんは、東京芸術大学修士課程在学中という若さで、とても楽しみなコンサートになりそうです。東京シティ・フィルが慣れ親しんでいるティアラこうとうの素晴らしい音響とともに、ぜひご期待ください。

 
飯守泰次郎

 

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関西フィル“コミュニティ・コンサート”(5/15)/
関西二期会「ラ・ボエーム」(5/30・31)/
東京シティ・フィル定期“オランダ・プログラム”(6/19)

−飯守泰次郎−

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弁天町オークホール(関西フィル練習場)
弁天町オークホール(関西フィル練習場)

みなさんこんにちは、飯守泰次郎です。先月来いろいろとスケジュールが重なり、ホームページでのご報告が遅れて申し訳ありません。
大変充実していたこの約1か月を振り返ってお伝えします。

関西フィルの“コミュニティ・コンサート”は、もう40回以上開催されていて、聴衆にとても人気のあるシリーズです。
大きなコンサート・ホールではなく練習場で、お客さまと親密な関係が感じられるので、毎回とても喜ばれ評価も高いのです。

関西フィル事務局長の西濱秀樹氏と
関西フィル事務局長の西濱秀樹氏と

プログラムも、室内楽および室内オーケストラ向きの曲目を選んでおり、関西フィル事務局長の西濱氏が曲目解説と進行をして私も話す、というスタイルです。
お客さまと打ち解けた雰囲気になれるので、私もいつも楽しみにしています。
今回(5/15)はハイドンの交響曲第96番ニ長調「奇跡」を演奏しました。






5月末には「ラ・ボエーム」を指揮しました。 関西二期会主催のオペラに出演するのは、2000年の「パルジファル」、2007年の「ナクソス島のアリアドネ」に続いてこれで3回目になります。
演出家の井原広樹氏と
演出家の井原広樹氏と

今回は私が大好きな「ラ・ボエーム」で、どうもドイツ・オペラに偏りがちな私にとって、この素晴らしいイタリア・オペラができたことは大変嬉しいことでした。

演出家の井原広樹さんはイタリア・オペラの経験が豊富で、イタリア語も大変堪能です。彼と出会えて共演できたことも嬉しく思っています。

関西二期会のキャスティングは、若手のAキャストと経験豊かなBキャストのダブル・キャストで、とても充実した公演ができました。

6月のはじめには、毎年オランダで行っている、友人のズヴェールス氏とのレクチャーを今年も行いました。今回は家内も1曲、演奏で参加しました。このレクチャーなどの写真は、また機会があればご覧いただきたいと思います。

先日のMessageのコーナーでご案内した東京シティ・フィル定期“オランダ・プログラム”(6/19)は、とても変わったプログラムだったので、お客さまの反応も演奏効果も心配しました。実際は多くのお客さまがいらしてくださって、プログラム全体が受け入れられたようでホッとしました。

赤いスニーカー!
赤いスニーカー!

オランダらしいプログラムだ、というご感想をいただいたことを嬉しく思います。

特に、ミニマル・ミュージックを思わせる、ヤコブTV氏(右)作曲のチェロ協奏曲“レインボウ・コンチェルト”は、現代の作品で音響装置を用いた大がかりなものでしたが、お客さまの反応もひときわ盛り上がっていたようです。

チェリストのヴァン・スターレン氏(左)は、いかにもオランダ人らしい長身です。彼が私たちに合わせて無意識にひざを曲げているのが可笑しいですね。とても気さくで魅力的な人柄なのです。

作曲家のヤコブTV氏は、とてもユーモアのある方です。クラシック音楽の枠にとらわれず、ポップスや映画音楽などすべての傾向をとりいれるマルチな才能の持ち主です。

この作品は、現代音楽といっても調性のある、とても聴きやすい音楽で、それでいて何か非常な新鮮味が感じられます。これからもきっとまた演奏される機会があるに違いありません。

ヴァン・スターレン氏(左)とヤコブTV氏(右)
ヴァン・スターレン氏(左)とヤコブTV氏(右)

今回演奏した他の作品も、いずれも大変お客さまに喜んでいただいたので、どこかでまた皆様のお耳に触れる機会があることを願っています。

 

飯守泰次郎

 

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東京シティ・フィル第229回定期“オール・オランダ・プログラム”にむけて

−飯守泰次郎−

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飯守泰次郎です。東京シティ・フィル第229回定期演奏会(6/19)では、日本オランダ年2008-2009記念公演として、すべて日本初演となるオランダの作品によるプログラムを演奏します。

このユニークなプログラムは、今年でオランダと日本の通商関係が400周年を迎えるということでオランダ大使館の依頼もあり、実現しました。

明治維新で日本は新しい時代を迎えましたが、それ以前のオランダとの交流の意義は大変大きいものでした。 日本と西洋との交流は、オランダとの交流の時から始まっているともいえます。

出島を通じた長い交易は広く知られていますし、日本語の中にはオランダ語から由来する言葉が百語以上あるといわれています。
維新後も、日本の干拓事業や河川の治水工事でオランダ人の技師が貢献するなど、国土の整備に多くのオランダ人が活躍しました。

ただ、オランダ音楽の歴史については、日本では全く知られていないといってもいいでしょう。
オランダにも、ルネッサンスからバロック、古典、近代を経て現代に至るまで、各時代に優れた作曲家が存在しているのです。
今回のコンサートでは、日本で全く知られていない作曲家の、全く知られていない作品ばかりを演奏します。

オランダの音楽は、隣国ドイツの影響は強いのですが、オランダならではの微妙な違いがあるところが面白いのです。
同じゲルマン系としてドイツ的な哲学性、構築性は共通しますが、それでいて音楽の流れがどこか自然で受け入れやすいのです。オランダの国土を思わせる牧歌性、あるいはオランダの風景画、オランダの緑や風を想像させるところが、微妙にドイツ音楽とは違う魅力なのです。

ヤコブ・テル・フェルトハウス「チェロのための“レインボウ・コンチェルト”」は、作曲家臨席のもと、作品を献呈されたマリーン・ヴァン・スターレン氏が独奏チェロを務めますので、ぜひご期待ください。
そして、これ以外の作品もすべて、私がオランダにいた時に演奏したか、または聴いたことがあって皆様にご紹介したい曲ばかりです。

通商400年の記念ということは、このようなユニークなプログラムは、今回を逃すと次は百年先まで待たなければならないかもしれません。ぜひ、オペラシティ大ホールでお会いしましょう。

飯守泰次郎

 

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アンドレイ・コロベイニコフ氏との共演を終えて

−飯守泰次郎−

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アンドレイ・コロベイニコフ氏と
アンドレイ・コロベイニコフ氏と

みなさんこんにちは、飯守泰次郎です。
これは、東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(5/10)の開演直前に、オーチャード・ホールの楽屋でソリストのアンドレイ・コロベイニコフさんと打ち合わせをしたときの写真です。

コロベイニコフさんは22歳の若さながら、演奏はきわめて自由奔放です。

ソリストとオーケストラが丁々発止で交わし合うスリル満点の面白さを、お客様にも十分にお楽しみいただけたのではないかと思います。
その彼の奔放な演奏は、圧倒的で完璧な技術によって支えられているのです。

若いコロベイニコフさんは、旧ソ連時代をご存じない世代です。
体制が変わっても暗い時代を引きずっている人もいますが、彼は大変明るくエネルギッシュで話好きな若者です。
ロシア音楽について、ロシアの作曲家について、話し出したら止まりません。

モスクワっ子であるコロベイニコフさんは、モスクワ人とペテルブルク人の違いが大阪人と東京人さながらである、という大変面白い話をきかせてくれました。

モスクワは商業で発展した街であるのに対して、ペテルブルクはピョートル大帝がヨーロッパに対抗して政治的に築いた街であり、やはり大きな違いがあるのだそうです。
モスクワ人はあけっぴろげで自由、一方ペテルブルク人といえばムラヴィンスキーの深刻さが典型的な性格、と話していました。


コロベイニコフ氏と打ち合わせ1
コロベイニコフ氏と打ち合わせ

二人で向かい合っている写真は、マネージャーが撮ってくれたものです。

まるで格闘技の一騎打ちでもしているようですが、実際にはソロとオーケストラの受け渡しやテンポなどについて最終的な打ち合わせをしているところです。 もちろん、リハーサルの時間にもオーケストラと一緒に打ち合わせをしましたが、このようにソリストと指揮者でパーソナルな打ち合わせをすることもあります。

彼との陽気なコミュニケーションの楽しさをお伝えできれば幸いです。

コロベイニコフ氏と打ち合わせ2
一騎打ち?

 



 
飯守泰次郎
 

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八ヶ岳のクロチャン

−飯守泰次郎−

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クロチャンと新緑の八ヶ岳で
クロチャンと新緑の八ヶ岳で

みなさんこんにちは、飯守泰次郎です。
ひさしぶりにクロチャンの近況をお伝えしましょう。

クロチャンは、もうおばあさん猫であるにもかかわらず、我が家に来てから段々に元気を取り戻しつつあるようです。最近はトコトコトコと小走りもするようになりました。

もうしばらく前になってしまいましたが、ゴールデンウィーク中は八ヶ岳の小屋にクロチャンを初めて連れていきました。

クロチャンほど移動が簡単な猫は珍しいのではないでしょうか。
普通、猫を旅行に連れていくと、籠に入れたり箱に入れたりしても怯えてしまって、とても大変です。
でもクロチャンは、少しも大騒ぎをしたりすることがありません。猫を入れる専用の手提げの中でおとなしくしていて、ときどきそっと入口のネットを海坊主のように持ち上げ、今どこにいるのか一生懸命に外を見ようとするだけです。
まったくクロチャンとの旅は楽です。

八ヶ岳でいつも滞在する小屋では、この季節になるとそろそろアリや虫が出てきます。クロチャンはアリを追いかけたりして、結構元気が出ていたようです。


外の景色に驚いてハリセンボン状態
外の景色に驚いてハリセンボン状態

高齢のクロチャンは、東京にいるときは1日に約23時間寝ています。
空気の良い八ヶ岳ではさらに、1日に23時間半は寝ているのではないかと思うほどよく寝て、機嫌よくしていました。

面白いことに、八ヶ岳では、私がスコアを読んでいると、邪魔をしたいのか甘えたいのか、必ず寄ってきます。

東京の家にいるときは、クロチャンの寝る場所は決まっていて、誘えばこちらにやってきますが、私がスコアを読んでいる邪魔をすることはまずありません。
なぜか八ヶ岳では、結構勉強の邪魔をされました。

クロチャンもチャイコフスキーの勉強
クロチャンもチャイコフスキーの勉強

 



 

飯守泰次郎

 

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東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(5/8・5/10)に向けて

−飯守泰次郎−

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飯守泰次郎です。5月に、東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を指揮します。

日本の主要なオペラ公演史で数多くピットに入っている東フィルとは、私もご縁が深く、もう40年の長いお付き合いになります。1972年と2008年の『ワルキューレ』を始めとして、本当に色々なオペラを一緒に演奏してきました。
またFMの収録も多く、最近では文京シビックホール「響きの森」や千葉定期でも共演しており、私としてもとくに親しみを感じるオーケストラなのです。

今回はサントリーホールとオーチャードホールで催される定期演奏会です。しかも私の非常に好きなロシア音楽のチャイコフスキーを中心とするプログラムで、大変嬉しく思っております。

チャイコフスキーのピアノ協奏曲、およびグリーグのピアノ協奏曲では、独奏にアンドレイ・コロベイニコフさんをお迎えします。彼は、最近ロシアで注目を集めている才能豊かなピアニストです。

サントリーホールの日のプログラムでは、芥川也寸志さんの「交響管絃楽のための音楽」を指揮します。この曲は彼の最高傑作のひとつで、私としても以前にも指揮して大変気に入っている作品です。この日のプログラムは、日本とノルウェーとロシア、それぞれの国民楽派の色彩をお楽しみいただければと願っています。

飯守泰次郎


 

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茨木市文化振興財団 第100回記念公演
“ベートーヴェン 歓喜の歌「第九」”に向けて

−飯守泰次郎−

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巨大なオーケストラ
茨木市第九合唱団とリハーサル

飯守泰次郎です。茨木市文化振興財団の第100回記念公演(4/19)に向けて、茨木市第九合唱団、関西フィルハーモニー管弦楽団とリハーサルを重ねているところです。

茨木市で第九を指揮するのは初めてです。茨木市第九合唱団とこれまで何度か練習して、この合唱団の今までの積み重ねが立派であることに、私は圧倒されております。
下の写真は合唱監督の清原浩斗氏で、「一万人の第九」の合唱指揮として良く知られている方です。

ワーグナーの楽劇は1幕通すのも大仕事
合唱監督の清原浩斗氏と


第九の前には、シチェドリン(1932〜)という作曲家の「ベートーヴェンの第九交響曲のための前奏曲」という、私も初めて指揮する作品を関西初演いたします。

この作品は、ニュルンベルクの交響楽団の委嘱により作曲され、2000年1月にニュルンベルクで開かれた、新たなミレニアムを祝う公演で第九の前に初演されました。

第九のコンサートではいつも、第九の前に何を演奏するかということがむずかしいのです。「レオノーレ」序曲など、つい同じ曲が並んでしまう傾向にあります。このようなシチェドリンの作品が出てきたならば、ぜひ演奏したいと思ってこの曲を選びました。どうぞご期待ください。

 

飯守泰次郎

 

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関西フィルハーモニー管弦楽団 2009年度いずみホールシリーズ
“The Discovery・飯守泰次郎と巡る奇跡の音楽史”(全4回)に向けて

−飯守泰次郎−

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イェルク・デームスさんと
イェルク・デームスさんと
 


飯守泰次郎です。関西フィルと共演するいずみホールでのコンサートはもう長い間続いておりますが、2009年度は新たに“The Discovery〜飯守泰次郎と巡る奇跡の音楽史”と題し、4回すべてを私が指揮をするシリーズとして特にお届けすることになりました。

第1回は“ベートーヴェンの継承”(4/9)、第2回は“メンデルスゾーンの古典美”(9/17)、第3回は“1930’s 輝けるフランス”(11/3)、そして第4回は“ロシアの雄渾”(2010/2/6)、と4回とも全くキャラクターの違う、凝ったプログラムをお聴かせいたします。
デームスさんとのリハーサル
デームスさんとのリハーサル

それぞれの回では、私が特に絶大な信頼を寄せる大変素晴らしいソリストの方々をお招きしており、常任指揮者としてこのような贅沢を許されることを大変嬉しく思っております。

その第1回(4/9)として、いま、イェルク・デームスさんをお迎えしてウィーンの音楽を中心とするコンサートのリハーサルを、連日重ねているところです。

デームスさんとは何度も共演しています。彼は、奇跡のピアニストです。本当のウィーンの伝統をすべて担う、おそらく最後の一人ではないかとさえ思います。ぜひ、『皇帝』をお聴きいただければと願っております。

このあと、第2回(9/17)では、オーギュスタン・デュメイ氏をお招きします。関西フィルに首席客演指揮者として大きな力を与えてくださっているデュメイ氏を、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲のソリストとしてお迎えします。

デームスさんとのリハーサル

また第3回(11/3)では、以前も大澤壽人の難曲「ピアノ協奏曲第3番」で共演して圧倒された迫昭嘉氏をお迎えし、大澤の「ピアノ協奏曲第2番」を演奏します。

第4回(2010/2/6)でお迎えする大谷玲子さんは、ソロも室内楽にも力を入れておられる、巾が広く深い内容をお持ちのヴァイオリニストです。私は彼女がまだごくお若いうちから共演を重ねており、私が非常に信頼する方なのです。

この記念すべき4回のシリーズは、ウィーンの香り高い第1回(4/9)でいよいよ幕を開けます。ぜひ、いずみホールでお会いしましょう!

 

飯守泰次郎
 
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