メッセージ:2009年7月〜9月      

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関西フィル いずみホールシリーズ(9/17)
デュメイ氏&関西フィルとのメンデルスゾーン・プログラムを振り返って

−飯守泰次郎−

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デュメイ氏とのメンデルスゾーン(撮影:樋川智昭)
デュメイ氏とのメンデルスゾーン(撮影:樋川智昭)

みなさんこんにちは、飯守泰次郎です。
しばらく日が経ってしまいましたが、関西フィルのいずみホール・シリーズ(9/17)の、オーギュスタン・デュメイ氏をお迎えしたメンデルスゾーン・プログラムは、大変すばらしいコンサートでした。
改めて振り返り、皆様にお伝えしたいと思います。

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、あまりに有名であり、名曲コンサートはもちろん、さまざまなコンクールなど、至る所、あらゆる場で頻繁に演奏されています。
そのためか、いわゆる模範演奏とでもいうべきか、間違いのない型通りの演奏が非常に多いのです。

飯守泰次郎
撮影:樋川智昭

そのなかで、デュメイ氏の場合は、フランス的な非常に自由な発想による演奏で、私は圧倒されました。

デュメイ氏の演奏は、もしかしたらメンデルスゾーンの演奏スタイルには合わないと感じられる方もあるかもしれません。
しかし私にはこれこそが個人主義の精華であり、やはりフランス革命の思想の根本にはこのような発想があったのではないかという気が致しました。

デュメイ氏は、共演する演奏家をとても尊重するので、自由奔放に見えてもzusammenspiel、つまりアンサンブルを大切にしています。

デュメイ氏と
長身!(撮影:樋川智昭)

人柄も大変フレンドリーであり、一緒に演奏していて、お互いに音楽を創っているという喜びが非常に強く感じられることも彼の特長なのです。

ヴァイオリン協奏曲の他には、非常に情景描写に富んだ序曲「フィンガルの洞窟」と、やはり自然描写が素晴らしい個性的な交響曲である「交響曲第3番“スコットランド”」を演奏しました。



おそらくメンデルスゾーンというのは、型通りの演奏よりも一歩踏み込んで、作曲家のイメージを凝縮して演奏することが非常に重要な作曲家なのだと思います。

飯守泰次郎
撮影:樋川智昭

関西フィルは、この3曲のキャラクターを大変よく理解して自発的に演奏してくれたので、今回のコンサートでは、個性のはっきりしたプログラムをお客さまにお楽しみいただけたのではないかと思います。

 

飯守泰次郎

 

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関西フィル いずみホールシリーズVol.16
“The Discovery・飯守泰次郎と巡る奇跡の音楽史(第2回)〜
生誕200年 メンデルスゾーンの古典美”に向けて

飯守泰次郎

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飯守泰次郎です。関西フィルとの今回のいずみホール“The Discovery・飯守泰次郎と巡る奇跡の音楽史”シリーズでは、生誕200年を迎えるメンデルスゾーンを取り上げます。

関西フィルでは、記念年にちなみ、先日のザ・シンフォニーホールの定期で「交響曲第4番“イタリア”」を演奏したばかりで、今度は私がいずみホールで「交響曲第3番“スコットランド”」を指揮します。
有名なヴァイオリン協奏曲と序曲「フィンガルの洞窟」を組み合わせた名曲揃いのプログラムであり、私も大変楽しみにしています。

ご存じのとおりオーギュスタン・デュメイ氏は関西フィルの首席客演指揮者であり、先日も「イタリア」を指揮して素晴らしい演奏をしてくださいました。
今回のいずみホール・シリーズでは、ヴァイオリンの独奏者として登場していただきます。

私は昨年もデュメイ氏とラヴェル「ツィガーヌ」とショーソン「詩曲」で共演しました。そのときの興奮は、今も鮮明に記憶しております。彼は音楽家としても仲間としても素晴らしい人で、今回またご一緒できるのが楽しみです。

メンデルスゾーンの音楽の作り方は、古典的でありながら非常に情景的で、特に「フィンガルの洞窟」における自然描写は見事です。「スコットランド」も、スコットランドの気候と風土、人々の踊る音楽が色とりどりに盛り込まれています。

一見すると後期ロマン派よりもはるかに古典的で純粋な楽曲の構造を持っていると思われがちなメンデルスゾーンですが、実際には後期ロマン派に対して想像以上に大きな影響を与えています。
今回のコンサートをお聴きいただければ、彼がのちのワーグナー、マーラーらの劇的な音楽表現に強い影響を残していることを、よく分かっていただけると思います。
ぜひ、いずみホールでお会いしましょう。

飯守泰次郎

 

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Bunkamura 20周年記念
「ワーグナー・ガラ・コンサート」を終えて

−飯守泰次郎−

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歌手陣と
ワーグナー・ガラに出演した歌手陣と
 

飯守泰次郎です。 Bunkamura20周年の今回のガラ・コンサートでは、アラン・タイトスさんの急病により、ラルフ・ルーカスさんに来ていただくことになりました。
彼もやはりバイロイト音楽祭の最終チクルス出演後、東京に直行でいらしたのですが、全く疲れた様子も見せず、エネルギッシュで若々しいヴォータンを演じてくださいました。

キャスリン・フォスターさんも、ラルフ・ルーカスさんも、すでに今回の役を何年も歌っていて、中小の歌劇場から大きな歌劇場へと経験を重ねながら自分の役を発展させ成長させている過程にあります。その点でも今回の2人はよく合っていたと思います。

ヴォータンやブリュンヒルデのような大役は、年数を重ねて成熟させていくものです。今回の2人は暗譜はもちろん最初から完璧、特にルーカスさんは急な依頼にも関わらず即座に暗譜で歌える、ということはやはり素晴らしいと思いました。

キャスリン・フォスターさん(ブリュンヒルデ)、ラルフ・ルーカスさん(ヴォータン)と
キャスリン・フォスターさん(ブリュンヒルデ)、
ラルフ・ルーカスさん(ヴォータン)と

今回は本来ならば、歌手が立ったまま歌うコンチェルタンテ形式の予定でしたが、リハーサルでオーケストラを実際に舞台に載せてみると、意外に奥に位置するかたちになり、聴衆との間の舞台上にはかなりのスペースがありました。
するとフォスターさんもルーカスさんも、「これだけの広さがあれば少し動きましょう」といって、役がすっかり体に入っているので即興的に動き始めました。

ステージいっぱいに使って動いている2人に刺激されて、ジークリンデの増田のり子さんも、8人のワルキューレ役の方々も自由な動きになりました。
歌手の自然な動きが入ったことで、純然たるコンチェルタンテよりも楽しんでいただける演奏になったのではないかと思います。
急遽ルーカスさんに駆けつけていただくことになって練習が少なかった緊張感も、肯定的に作用しました。
さまざまなことにフレキシブルに対応してくださった東フィルは、さすがに経験豊かなオーケストラであり、大変感謝しています。

オーチャードホールは、渋谷という土地柄のせいか、コンサートにも色々なタイプのお客さまが集まります。
若者の集まる渋谷に、魅力的な文化的中心を作ることは、オーチャードホール創立当初からの意思でもあります。オーチャードホールほど、まるでごった煮のような環境のなかにあるホールは他にはなく、年齢のうえでも経済力においてもさまざまな層が集まる、というBunkamuraのコンセプトが、今回私にもよく分かりました。
実際に今回の聴衆は温かく、私はオーチャードホールならではのやりがいを感じました。

 
飯守泰次郎


 

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Bunkamura 20周年記念
「ワーグナー・ガラ・コンサート」(9/3・9/5)に向けて

−飯守泰次郎−

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トークイベントの様子
トークイベントの様子

こんにちは、飯守泰次郎です。
20年前、前代未聞のバイロイト音楽祭引っ越し公演で開館したBunkamuraが、今年で20周年を迎えます。
再びワーグナー・プログラムで祝う記念コンサートに向けて、リハーサルを重ねているところです。

『ワルキューレ』は、四部作『ニーベルングの指環』の中で一番聴きやすい楽劇といえるでしょう。特に、今回演奏する第3幕は、ご存じの通り、「ワルキューレの騎行」、「ヴォータンの別れ」、「魔の炎の音楽」などの素晴らしい場面がたくさん入っている幕で、20周年の記念公演にふさわしいと思います。

プログラムの前半は『タンホイザー』序曲と、『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死、の2曲。後半の『ワルキューレ』第3幕とあわせて、結局、ワーグナーの前期、中期、後期というすべてのサウンドをお届けできるプログラムとなりました。

アラン・タイトスさんは、欧米のあらゆる歌劇場に招かれる名バリトンで、今回ヴォータンを歌っていただきます。ブリュンヒルデを歌うキャスリン・フォスターさんは、ワイマールの歌劇場で活躍し、昨今は他の大きな歌劇場にも迎えられています。ジークリンデは、昨年の二期会公演の同役で大成功を収めた増田のり子さんです。8人のワルキューレも、同じ二期会公演で立派に歌ってくださった方々です。

片桐卓也さん、椿姫彩菜さんと
左から:片桐卓也さん、椿姫彩菜さんと

写真は、少し前になりますが8月7日に、このガラ・コンサートのプレ・イベントとして、椿姫彩菜さんと片桐卓也さんと行ったトーク・イベントの時のものです。
この催しは、Bunkamura内の吹き抜けのあるカフェで予定されていたのですが、始める直前になって突如、嵐ともいうべき猛烈な雷と雨に襲われ、急遽室内に移動して開かれました。その雷雨は、とても夕立といえる代物ではなく、偶然かもしれませんが、まさに『ワルキューレ』第1幕冒頭の嵐の場面を思い起こさせました。
トークそのものはとても楽しく、お客さまにも喜んでいただいて終えることができました。

私は今までも東フィルと何度も『ワルキューレ』を演奏しており、今年は定期演奏会にも客演したばかりで、オーケストラが私の音楽をよく理解してくれて嬉しく思います。これまで、東フィルとのワーグナーはピットでの共演でした。今回は舞台の上にオーケストラも載るコンチェルタンテ方式で、そのための調整に集中して練習を重ねております。
私としても、このような重要な記念コンサートを指揮する責任を感じ、緊張しつつ取り組んでいます。
ぜひ、オーチャード・ホールでお会いしましょう。
 
飯守泰次郎

 

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ぐんまアマチュアオーケストラサマーフェスティバル2009

−飯守泰次郎−

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暑く熱い太田の夏
暑く熱い太田の夏

みなさんこんにちは、飯守泰次郎です。真夏のこの時期は毎年、群馬県太田市で過ごしています。

10年ほど前から「ぐんまアマチュアオーケストラ サマーフェスティバル」の音楽監督を務め、フィナーレを飾るコンサートで指揮しています。

このフェスティバルは「おおた芸術学校」が主体となって行われている、おそらく非常にユニークな催しです。

太田市は大都市ではありませんが、市庁舎が週末にも開いていたり、教育にも思い切った発想をとりいれるなど、自由さがある自治体で、スポーツや芸術に大変に力を入れています。

リハーサル風景
リハーサル風景

「おおた芸術学校」は清水市長が自ら校長を務めるなど、格別の情熱をもって取り組んでおられます。

子供たちはオーケストラだけでなく合唱、演劇、バレエまで幅広い分野にわたって学ぶことができます。

「おおた芸術学校」のオーケストラの素晴らしいところは、詰め込みとか競争偏重という社会一般の教育の傾向からかけ離れ、本当の音楽の基礎をすべての子どもに伝えることに心を配っている、ということです。
私たちの社会では、今こそこれがとても大切なのです。

オープニングにて
オープニングにて

サマーフェスティバルの音楽監督は、もともと山本直純先生から受け継いだご縁です。

お付き合いを重ねるにつれて、オーケストラのみなさんが着実に演奏の喜びをより深く味わうようになってきていること、そしてそれが聴衆や演奏する子供たちの両親に伝わっていることを、客席の反応から実感しています。

フェスティバルでは2つの大きなオーケストラが活動し、大変優れた講師陣も一緒になって演奏します。
Aオーケストラは小中学生中心、私が指揮するBオーケストラは中高生と大人のアマチュアのみなさんが中心で今日はシベリウスの交響曲第2番を演奏します。

思わず指揮台から降りて
思わず指揮台から降りて

一般の人々が心から、演奏する喜び、聴く喜びを深く味わうことができるこの企画を、私も大変貴重に思っております。

 

飯守泰次郎

 

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フェスタサマーミューザKAWASAKI 2009
ブルックナー 交響曲第7番 ホ長調(8/11)

−飯守泰次郎−

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飯守泰次郎です。ミューザ川崎シンフォニーホールで毎夏行われている「フェスタサマーミューザKAWASAKI」のシリーズも5回目を迎え、すっかり定着しています。
どのプログラムも1時間前後で、休憩なしで楽しむというコンセプトが、聴衆に評判が良いようです。

今年は私は、東京シティ・フィルとともに思い切ってブルックナーの7番をとりあげることにいたしました。 以前にシティ・フィルを指揮したこの曲のCDは大変ご好評をいただき、その後も定期演奏会でメンデルスゾーンとブルックナーを組み合わせた年間シリーズの際にも演奏しました。
以来、シティ・フィルとは久しぶりの7番です。ぜひ、もう一段成熟した演奏をしたいと思っております。

シティ・フィルの出す音が最近いよいよ成熟してきていることを、私はとても嬉しく思っています。今日は、ミューザ川崎シンフォニーホールの素晴らしい音響が、私たちの願いをきっと実現してくれることでしょう。
若干の当日券も用意されるとのことです。ぜひホールでお会いしましょう。

飯守泰次郎

 

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「びわ湖ホール 子どものための管弦楽教室 第3回」(8/6)にむけて

−飯守泰次郎−

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お久しぶりです、飯守泰次郎です。明日は、びわ湖ホール「子どものための管弦楽教室」の本番です。

これは、びわ湖ホールが若い聴衆の育成を目指して毎年開催している、非常に評判がよい催しです。
聴衆の子どもたちも両親も非常に自然で積極的で、堅苦しい演奏会のようにならずに楽しんでいる様子をみると、音楽に親しむ新しい傾向が生まれていることを感じます。音楽を、キチンと襟を正して聴く“文化”“芸術”としてではなく、ありのままに自然に楽しんでいるのです。

演奏家とも積極的に接していく雰囲気があり、私は今年もとても楽しみにしています。

飯守泰次郎

 

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関西フィル第213回定期(7/15)
スメタナ 連作交響詩『わが祖国』に向けて

−飯守泰次郎−

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関西フィル練習場で

飯守泰次郎です。今回、関西フィルの定期としては初めて、スメタナの連作交響詩『わが祖国』全曲を演奏致します。

6曲から成るこの大作は、もちろん、第2曲目『モルダウ』はとても有名で頻繁に演奏されていますが、残る5曲が演奏されることはあまり多くありません。

しかしチェコでは非常に愛されており、スメタナの命日5月12日に開幕する“プラハの春”音楽祭の冒頭で毎年、全曲が演奏されることもよく知られています。

この大作の素晴らしいところは、スメタナが、自分の生まれたボヘミアの歴史と自然、民族をいかに誇りに思っていたか、本当によく表現されていることです。

民族的な美しいメロディや舞曲が至るところに現れ、あるいは祖国を守る戦いの歴史を聴き取ることができます。
6曲から成る交響的な大作でありながらこれほど民族色が豊かで、しかも人の心に迫る、このような作品は大変珍しいのではないでしょうか。

この1つの作品で、民族と自然のすべてが表現されているとさえいえるかもしれません。
村人たちの踊り、歌、さんさんと輝く太陽、山、川、草原、鳥のさえずり、血なまぐさい戦闘、母系社会的な伝統を感じさせる伝説、不屈の強い精神がみなぎる古い聖歌の旋律…。
そして、精神的な象徴である“ヴィシェフラド(高い城)”のモティーフが、あたかも示導動機のように全曲に統一感を与えています。

2台のハープが重要な役割を
2台のハープが重要な役割を

『モルダウ』以外は地味な印象があるこの作品では、中に込められている内容を深く理解し共感して演奏することが大変重要になります。
単純なフレーズが繰り返されるような場合も、表面的にならずに内容を伝えるように演奏するためにスメタナ自身も苦労したことが、スコアのあちこちから読み取れます。

スメタナは、すでに聴覚を失いながらこの6曲を完成させました。自分の生まれた民族、歴史、自然に対する愛情と誇りを、音楽で表現し尽くしたからこそ、聴いただけで私たちも心打たれるのです。ぜひ、シンフォニーホールでお会いしましょう。
 
飯守泰次郎

 

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「東京シティ・フィル第18回ティアラ定期」(7/4)にむけて

−飯守泰次郎−

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こんにちは、飯守泰次郎です。「東京シティ・フィル第18回ティアラ定期」(7/4)に向けて、今週も連日、慣れ親しんでいるティアラこうとうでリハーサルをしております。

東京シティ・フィルは1994年から東京都江東区と芸術提携を結んでいます。「ティアラ定期」もすっかり定着し、お客さまも増えていることを私も嬉しく思っています。

ティアラ定期では、ティアラこうとうの素晴らしい音響に加えて、毎回日本人作品を1曲をお楽しみいただくことをプログラムの1つの柱としてお届けしています。
日本人作品にはまだあまり演奏されていない作品も少なくなく、限りない可能性がありますが、今回は少し趣向を変え、誰もがご存じの日本の唱歌を、東京シティ・フィル・コーアの歌、森田佳代子さんの編曲によるオーケストラの伴奏でお送りします。
「荒城の月」「待ちぼうけ」「平城山」「箱根八里」と、いずれも長く歌い継がれてきた名曲で、オーケストラ伴奏によってまた新しい価値を見いだせることを期待しています。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番のソリストには、佐藤圭奈さんをお迎えします。第32回ピティナ・ピアノコンペティションで特級グランプリを受賞された若手との共演を、私も楽しみにしています。

ドヴォルジャークの交響曲第8番は、東京シティ・フィルとのライヴCDで大変好評をいただいた思い出の曲です。久しぶりに演奏でき、とても楽しみです。

ティアラこうとうで皆様にお目にかかれますことを、心待ちにしております。
飯守泰次郎

 
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