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プログラムの最初は、R.シュトラウス最後の歌劇である『カプリッチョ』から序奏(弦楽六重奏)と“月光の音楽”という、室内楽的な作品です。
プログラム前半でシュトラウスの創作の中でも後期の2作品をお楽しみいただいたあと、コンサートの後半では交響詩『ドン・ファン』、そして歌劇『サロメ』から“7つのヴェールの踊り”を演奏します。シュトラウス初期の見事なオーケストレーションを堪能していただけると思います。 関西フィルと私は、数年前になりますが、歌劇『ナクソス島のアリアドネ』を、関西フィルの“ドイツ・オペラ・シリーズ”、関西二期会公演、そして新国立劇場地域招聘公演、と繰り返し上演し、経験を積み重ねてきました。また交響詩の分野でも『ツァラトゥストラはかく語りき』などの大作にも取り組んできました。今回は、シュトラウス前期と後期の選りすぐった4曲で、変幻自在のシュトラウスの音楽をお楽しみいただけることを期待しています。 |
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飯守泰次郎 |
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