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飯守泰次郎です。新国立劇場『神々の黄昏』がいよいよ明日、初日を迎えます。オペラパレスのピットで、皆様のお越しを心よりお待ちしております。 |
飯守泰次郎 |
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飯守泰次郎です。7月7日の読売日本交響楽団の名曲シリーズに向けて、連日リハーサル中です。 この作品は、ともすればメカニックな技巧やパワーを誇示するように演奏されがちですが、彼の音楽はフレーズの流れが雄大で幅が広く、コンチェルトというよりソリストとオーケストラが (ドイツ語でいうところの) zusammenspielen、つまりいつも大きなアンサンブルをしているような感覚です。表現が極めて豊かで、ブラームス後期ならではの音の重厚さはもちろんのこと、音色に気品があり、ただ感動するばかりです。 読響は非常に高い力量を持つオーケストラで、今回のこの重々しいプログラムを、リハーサルの初日から見事に弾きこなし、しかも余裕があり落ち着いています。各セクションが非常によくまとまっていて、大変立派な音を出してくれて嬉しく思います。 読響とはこの秋、新国立劇場『神々の黄昏』のピットでも共演するので、大変楽しみになってきました。 |
飯守泰次郎 |
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