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終演直後 ソリストの皆さんと |
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飯守泰次郎です。2/22の東京シティ・フィル第331回定期演奏会「ミサ・ソレムニス」に向けたリハーサルも大詰めを迎えています。 |
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飯守泰次郎 |
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2/15 ブラームス:交響曲第1番 (日立システムズホール仙台) 写真提供=仙台フィルハーモニー管弦楽団 |
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飯守泰次郎です。2/14と15の両日は、仙台フィルの定期演奏会を指揮いたします。プログラムの前半は、常任指揮者就任以来の柱として継続して取り組んでいるベートーヴェンで、今回は交響曲第8番です。 そして後半は、ブラームスの交響曲第1番です。 |
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飯守泰次郎 |
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「ミサ・ソレムニス」が作曲されたのは「第九」と同じ頃ですが、作品としては大きく異なっています。 交響曲という分野を究めたベートーヴェンが、一方で構想を長年温め続けていた宗教音楽であり、それだけにいっそう、内容も深く哲学的です。 「キリエ」「グロリア」「クレド」「サンクトゥス」「アニュス・ディ」の5曲で構成されていますが、ソリストのみの曲がなく、どの曲にも合唱が登場するので歌い続ける部分が長く、合唱の最高音も第九よりさらに1度高いなど、合唱団にとって大変難しい作品でもあります。 東京シティ・フィルの専属合唱団として発足して来年には20年目を迎えるシティ・フィル・コーアとは、2009年にも「ミサ・ソレムニス」を演奏しました。オーケストラと合唱団が深いかかわりを重ねてきた今、ふたたびこの偉大な作品でご一緒できることを私も大変楽しみにしています。皆様、2/22にはぜひ、東京オペラシティでお会いしましょう!
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飯守泰次郎 |
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氏は、よく知られているとおり、リハーサルの際も一切の妥協を許さない姿勢で臨まれ、歌手、スタッフもただならぬ緊張のなかで公演に向かって一丸となり、素晴らしい舞台を作り上げることができました。 現代の風潮は、なごやかに仕事をすることを重んじる傾向にあるような気がしますが、クプファー氏と一緒に厳しい仕事を出来たことは、私にとって、まさにかけがえのない宝でした。 氏のご冥福を心よりお祈りいたします。
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飯守泰次郎 |
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広響とは1990年代に定期演奏会で3回共演して以来、27年ぶりのコンサートです。今回のプログラムは、 ウェーバーの歌劇『オイリアンテ』序曲に続いて、ブラームスのヴァイオリン協奏曲、そしてドヴォルザークの「新世界」という、まさに名曲揃いです。 久し振りに広響とご一緒して、なつかしい顔ぶれに新しいメンバーが加わって非常に生き生きとしたオーケストラに成長していることがとても嬉しく、これからもますます発展していくオーケストラだと思います。 ソリストの大江馨さんはとても若々しくフレッシュなヴァイオリニストで、明日のコンサートが私も楽しみです。 今回のコンサートは「音楽の花束」というタイトルのとおり、華道家の假屋崎省吾さんがナビゲーターを務めてくださり、季節のお花とお話とともに音楽を楽しんでいただけるとのことで、みなさまのお越しを広島国際会議場フェニックスホールにてお待ちしております。
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飯守泰次郎 |
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1/25 東毛定期(太田市民会館) |
今回はブラームスのみ、しかもヴァイオリン協奏曲と交響曲第2番、共にニ長調という組み合わせが素晴らしいプログラムで、思い切ってブラームスに集中できることを大変嬉しく思います。 ヴァイオリン協奏曲のソリス トには竹澤恭子さんをお迎えしておりますので、この名協奏曲を最高にお楽しみいただけると思います。 群馬交響楽団とは、もう長いこと定期的にご一緒してまいりましたが、太田市民会館での共演は初めてです。 さらに1/26は、昨秋オープンしたばかりの高崎芸術劇場大劇場での定期演奏会です。いずれのホールも、音響にも非常に配慮されて機能的に設計されており、私も大変楽しみです。皆様のお越しをお待ちしております。
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飯守泰次郎 |
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今回のコンサートは、前半がモーツァルトの歌劇『魔笛』序曲とハイドンの交響曲第104番「ロンドン」、後半はチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」、という名曲プログラムです。 新響は大編成のオーケストラで、これまでブルックナー、ワーグナー、マーラーなど大曲を数多く一緒に演奏してきましたが、今回の特に前半2曲のような古典派のプログラムは久し振りです。 モーツァルト、ハイドンであっても弦楽器の人数を減らさずに演奏するのが新響らしさ、ということなので、古典派のバランスや音色にも配慮して練習を重ねてきました。 一方、後半のチャイコフスキー、特に「悲愴」は新響の伝統的なレパートリーのひとつでありながら取り上げるのは久し振りだそうで、私も新響との新鮮なチャイコフスキーを楽しみにしています。 皆様のお越しを、東京芸術劇場でお待ちしております。 |
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